✿Q＆A✿ - 御滝花園（おたきかえん） 花苗，シクラメン，生産直売／教室／花のギフト／寄せ植えオンラインショップ／寄せ植え 千葉・船橋
一昨年購入しましたシクラメンがこの夏も越し、小さな新葉がいくつか ついてきました。 昨日、涼しい日蔭（2～３時間程度は日なた）から 日当たりの良い場所へ移動しました。 そこで、株が大きくなってきたので 大きめの鉢に植え替えたいと思います。 植え替えの方法を教えていただきますようお願いいたします。 植え替えの時期、植え替えの際 根っこの土は どの程度落とすか、根はほぐしてよいか、新しい土は どのようなものを 配合すればよいか等、教えてください。（開花までの肥料についても教えてください）よろしくお願いします。
Ａ．植え替え時期に関しましては、9月末までが適期だと思います。
そして、これからはだんだんと日照が短くなるので、新芽が出る中央部分にどんどん陽にあてる
ようにしてください。その際、鉢中央の球根部分の茎葉を指で放射状にひろげて
陽にあてるように心がけると良いでしょう。また、例年より葉を食す害虫が多いような気がします。
青虫・夜盗虫等にきをつけてください。
また、サイズは植え替えの度にサイズアップをしていくと、管理
しにくい大きさになるので、ほどほどのサイズ感で留めることをお勧めします。
直径１８ｃｍくらいの鉢サイズが丁度良いかと思われます。
シクラメンはどの草花よりもデリケートなので、清潔な（高級な）用土を使用するように。
園芸店で売られているものであれば１リットルあたり￥４０～５０相当の園芸用土であれば
大丈夫です。そのような用土は、初期の成長に必要な元肥がしっかりとはいっておりますので１カ月ほどは
水やりだけで 大丈夫です。その後、１１月初旬よりハイポネックス社のシクラメン用の肥料等で追肥を。
けっして安価な用土（組成が粗い用土）は使用しないでください。
現時点の鉢サイズが１５ｃｍ位（５号鉢）なら、１つ上の１８ｃｍ（６号鉢）の鉢へ。
その際は根鉢を軽くしごいて根をほぐしてあげると良いと思います。
ウォータースペースが必要なので、鉢のヘリから２ｃｍ位下がったところが地面になるように
鉢底に一握り半位の用土をひいて高さ調整しつつ、尚且つ外周１～１．５ｃｍ相当の隙間に土をいれて
割りばし等で突いて、 用土が 引き締まるようにつめてください。（2015.9回答）
Ｑ２．購入したシクラメンが間伸びして、葉がバサバサに乱れています。花もあまり咲かなくなりました。どうしたらよいでしょうか
そろそろ施肥してあった肥料分が切れる頃だと思われますので、そろそろ追肥をしてください。固形肥料でしたら２～３粒（パチンコ玉位の大きさ目安）を。また液肥の場合は、用量用法に準じて、１０００倍位の希釈液を１週間に１度のペースで灌水代わりに施して下さい。
シクラメンはどちらかといえば涼しい環境を好みます。ストーブの近くなどは暖か過ぎて、しかも乾燥し過ぎることが多いのでよい環境とはいえません。凍らせるような寒いところでは困りますが、室内なら寒いくらいのところのほうがむしろ適しています。
シクラメンは冬の間は日光をよく当てないと元気がなくなります。暗過ぎる場所、例えば北側の玄関などに置いているのではないでしょうか。日当たりのよい窓辺に置いてください。そして暖かい日はときには戸外に出して日光に直接当てるのもよいでしょう。
Q3. 底面吸水の鉢が良いのですが・・・おたきかえんでは取り扱いありませんか？
申し訳ございません。当園では取り扱いしておりません。
鉢の大きさは同じにも関わらず、底面吸水鉢の株は、吸水カップの分量だけ培養土が少なくなっております。
鉢の下部（吸水カップ部分)に水を入れるよりも、土を入れたいと考えております。
①底面吸水は、常時水が湿っている環境→乾く状態にならない
②吸水カップ部分があるため土の量が減る
上記①②を回避するために、当園ではあえて吸水カップの無い鉢を使用して、一鉢ずつ手灌水し、乾く環境を与え根が水を求めて強くなるように(根張りが強い)育てております。
水の力よりも、土の力を信じております。